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  • 投稿日:2025年08月02日
  • 最終更新日:2025年08月03日

【遺言書の専門家が回答】遺言書の種類が多くて迷います。どれを選べばいいですか?|アルファの相続

アルファの相続
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【遺言書の専門家が回答】遺言書の種類が多くて迷います。どれを選べばいいですか?|アルファの相続

「自筆証書遺言、法務局保管、公正証書遺言…種類が多すぎて何が何だかわからない」「費用はなるべく抑えたいけど、確実性も大切。どれを選べばいいの?」

このような遺言書の作成方式に関するご質問を、アルファの相続でも数多くいただきます。確かに、遺言書には複数の作成方式があり、それぞれにメリット・デメリットがあるため、どれを選べばよいか迷われるのも当然です。

しかし、それぞれの特徴を正しく理解すれば、ご自身の状況に最適な方式を選択することができます。費用面だけでなく、確実性や手続きの簡便性なども総合的に考慮することが重要です。

そこで今回は、遺言書の3つの作成方式について、それぞれの特徴やメリット・デメリットを詳しく解説し、専門家としてのおすすめをお伝えいたします。

【Q】自筆証書遺言、法務局保管、公正証書遺言など種類が多くて混乱します。どの方式を選ぶべきでしょうか?

【A】確実性と安全性を重視するなら、専門家としては公正証書遺言をお勧めします。

遺言書には大きく分けて3つの作成方式があり、それぞれに特徴があります。費用を抑えたい場合は自筆証書遺言、安全性と確実性を重視する場合は公正証書遺言が適しています。ご自分の状況に最適な方式を選択することが重要です。

自筆証書遺言(自己保管方式):最も手軽な方式

自筆証書遺言の自己保管方式は、最も手軽に作成できる方式です。全文を自筆で記載し(目録部分はパソコンも利用可能)、日付、署名、押印を行います。

メリット 費用がほとんどかからず、いつでも内容の変更が可能です。誰かに知られるリスクも少なく、プライバシーを保持しながら作成することができます。

デメリット 法的要件を満たさないと無効になるリスクがあり、紛失や改ざんの恐れがあります。また、相続時には家庭裁判所での検認手続きが必要となり、相続人にとって手続きの負担が生じます。

法務局保管制度:新しい選択肢

2020年に開始された法務局保管制度は、法務局が遺言書を安全に保管してくれる新しい制度です。

メリット 検認手続きが不要で、相続人への通知サービスもあります。保管手数料は3,900円と比較的安価で、法務局という公的機関が保管するため安全性が高いのが特徴です。

デメリット 本人が法務局に出向く必要があり、様式や記載方法に細かな規定があります。また、内容についての専門的チェックは受けられないため、法的要件を満たしているかどうかは自己責任となります。また、本人が亡くなった後、検認は不要ですが、検認時に必要な戸籍の収集が必要だったりとかなりの労力がかかることが予測されます。

公正証書遺言:最も確実で安心な方式

公正証書遺言は、最も確実で安心な方式です。公証人が作成に関与するため、法的に確実で安心できる遺言書を作成することができます。

メリット 公証人が作成に関与するため法的に確実で、原本が公証役場で保管されるため紛失の心配がありません。相続開始後すぐに活用でき、専門家によるアドバイスを受けながら作成することができます。

デメリット 公証人手数料や専門家報酬が必要で、証人2名の立ち会いが必要となります。また、内容変更時にも費用が発生します。

専門家が公正証書遺言をお勧めする理由

確実性と安全性を重視する観点から、私たち専門家は公正証書遺言をお勧めしています。

法的確実性の高さ 公証人という法律の専門家が関与するため、法的要件を満たさないことによる無効のリスクを避けることができます。

相続手続きのスムーズさ 検認手続きが不要なため、相続開始後すぐに銀行や法務局での手続きに使用することができ、相続人の負担を大幅に軽減できます。

長期保管の安全性 公証役場で原本が永続的に保管されるため、紛失や改ざんの心配が一切ありません。

関連記事:【相続事例】遺言書で実現した、生前お世話になった姉への遺産相続

状況に応じた選択の目安

とはいえ、すべての方に公正証書遺言が最適というわけではありません。

自筆証書遺言が適している場合 財産が比較的シンプルで、費用を最小限に抑えたい方。内容を頻繁に変更する可能性がある方に適しています。

法務局保管制度が適している場合 自筆で作成したいが、安全な保管を希望する方。費用と安全性のバランスを重視する方に適しています。

公正証書遺言が適している場合 財産構成が複雑な方、確実性を最重視する方、相続人の負担を軽減したい方に最適です。

アルファの相続では、お客様の状況や望んでいる相続のかたちに合わせて、最適な遺言書の形式をご提案させていただきます。

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遺言書の作成方式選択は、費用、確実性、手続きの簡便性を総合的に考慮することが重要です。迷われた場合は、まず専門家にご相談いただくことをお勧めします。

アルファの相続では、1,500件以上の相続の実績と経験から、お客様の状況に応じて最適な遺言書作成方式をご提案いたします。初回相談は無料ですので、どの方式が良いか迷われている方は、お気軽にお問い合わせください。あなたの状況に応じた最適なアドバイスをご提供いたします。

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