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  • 投稿日:2025年10月02日
  • 最終更新日:2025年10月06日

【相続の専門家が回答】戸籍謄本の収集はどうすればいい?効率的な取得方法を解説

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【相続の専門家が回答】戸籍謄本の収集はどうすればいい?効率的な取得方法を解説

【監修】川井直樹
アルファ行政書士事務所 代表取締役CEO・行政書士

「相続手続きには戸籍謄本が必要って聞いたけど、どうやって取ればいいの?」「戸籍謄本って1通だけじゃダメなの?」

相続手続きを始める際、多くの方が最初につまずくのが「戸籍謄本の収集」です。

普段の生活では戸籍謄本を取得する機会はほとんどないため、「どこで取るのか」「何通必要なのか」「どんな種類があるのか」といった基本的なことから分からないという方がほとんどです。

実際に、相続手続きに必要な戸籍謄本は想像以上に多く、効率的に収集しないと何度も役所に足を運ぶことになってしまいます。

そこで今回は、アルファの相続で1,500件を超える相続案件をサポートしてきた経験から、戸籍謄本の収集方法と効率的な取得のコツについて、分かりやすくお答えします。

【Q】相続手続きで戸籍謄本が必要と聞きましたが、どうやって収集すればよいのでしょうか?効率的に集める方法はありますか?

【A】結論から申し上げると、相続手続きでは亡くなった方の出生から死亡までの全ての戸籍が必要で、一般的に4〜5通の戸籍を収集する必要があります。

まず理解していただきたいのは、相続手続きに必要な戸籍は「現在の戸籍謄本1通」とは限らないということです。亡くなった方が生まれてから亡くなるまでの人生の記録が連続して分かる、すべての戸籍が必要になります。

これは、相続人を正確に確定するために必要な手続きです。「私と兄だけが相続人」と思っていても、戸籍を調査した結果、前妻との間に子供がいたり、養子縁組をしていたりといったケースは決して珍しくありません

なぜ複数の戸籍が必要なの?

多くの方が「戸籍謄本は1つだけでしょう?」と思われますが、実際には一人の方でも複数の戸籍があるのが一般的です。

戸籍は様々な理由で新しく作り直されます。法律の改正による様式変更、本籍地の変更、結婚による新戸籍の作成、家督相続による戸主変更などにより、長い人生の中で何度も戸籍が更新されるからです。

特に昭和32年法、平成6年法など、戸籍法の大きな改正が何度も行われており、その度に新しい様式の戸籍が作成されています。そのため、ご高齢の方の場合は5〜7通の戸籍が必要になることも珍しくありません。

また、戸籍には「除籍謄本」「改製原戸籍謄本」など、いくつかの種類があります。これらは全て相続手続きに必要な書類で、どれか一つでも欠けていると手続きを進めることができません。

効率的な戸籍収集の方法

戸籍の収集を効率的に行うには、以下の方法があります。

広域交付制度の活用が最も便利です。令和6年3月から始まったこの制度により、相続人であれば全国どこの役所でも戸籍を取得できるようになりました。本籍地が遠方にある場合でも、お住まいの近くの役所で手続きできるため、大幅な時間短縮が可能です。

ただし、広域交付制度には注意点もあります。役所の職員が他の市町村の戸籍を収集するため、時として抜け漏れが生じることがあります。例えば、平成1年から19年までと、平成19年から30年までの戸籍のうち、平成19年から22年までの戸籍が抜けているといったケースです。また、役所の窓口のみの対応となるため、平日でしか対応はできず、各役所からデータを収集するため、何時間と交付までかかるケースもありますので、現役世代で平日忙しい方なんかは注意が必要です。

郵送請求も有効な方法です。本籍地の役所に戸籍交付申請書と手数料(定額小為替)、返信用封筒を送ることで、戸籍を取得できます。複数の市町村に本籍がある場合は、同時に複数の役所に請求することで効率化できます。

専門家への依頼も選択肢の一つです。行政書士や司法書士などの専門家は委任状や職務上請求という制度を利用して、効率的に戸籍を収集できます。特に平日お忙しい方や、本籍地が複数の都道府県にまたがっている場合は、専門家に依頼することで大幅な時間短縮が可能です。

江東区の相続手続きはアルファ行政書士事務所

戸籍収集で困ったときは|江東区の相続ならアルファの相続

戸籍の収集は想像以上に複雑で、一般の方には分かりにくい部分も多くあります。「どの戸籍が足りないのか分からない」「役所で説明されたけど理解できない」といった場合は、無理をせず専門家に相談することをお勧めします。

私たちアルファの相続では、戸籍収集の代行はもちろん、お客様が自分で収集される場合のアドバイスも行っています。「この戸籍で足りているか確認してほしい」「次に取るべき戸籍を教えてほしい」といったご相談も承っています。

戸籍の収集は相続手続きの最初のステップですが、ここでつまずいてしまうと、その後の手続き全体が遅れてしまいます。効率的に進めて、安心して次のステップに進んでいただけるよう、まずはお気軽にご相談ください。

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監修者

川井直樹

川井直樹

ALPHAGROUP 代表取締役CEO・行政書士

在学中に行政書士資格を取得。国内トップクラスの企業グループでの相続業務経験を経て、ALPHAGROUPを創業。
江東区に事務所を構え、「相続・終活」に特化したサービスを展開。依頼者に寄り添った、安心できる相続手続きをサポートしています。

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